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大阪府枚方市で基礎のひび割れが発見され心配 家屋調査 基礎の劣化の影響とは?
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こんにちは!キズナファミリーホームです!
今回は大阪府枚方市で基礎のクラック(ひび割れ)が違う業者から指摘を受け、
他社の方の診断も気になるとの事でご依頼されました。
現場詳細
大阪府枚方市 藤坂東町 T様邸
築年数 45年
お悩み内容 外壁の業者さんが訪問され、その際に基礎のひび割れを指摘され、 基礎を補修した方がいいと言われました。 気になり検索すると同じような内容の工事をされていた為調査してほしい。 |
現場調査内容
普段は目につきにくい基礎内部の状況で心配されるのもよくわかります。
まず中基礎の様子をしっかりと調査し状況を確認していきます。
キッチンなどにある点検口から床下に入り、内部の状況を確認していきます。
普段は目につきにくい箇所なのでしっかりと写真に撮って納めていきます。 今回の床下の土が見えているタイプなので布基礎と呼ばれる基礎構造になります。 |
布基礎とは?
こちらが布基礎の構図と、現在の新築や2000年以降の住宅に使用されているベタ基礎の構図になります。
今回の布基礎の構図で説明すると、床の下が土の為写真の様に床の下が土(地面)となっています。
地面の湿気がこもり易い仕組みとなっています。地面が白く変色しているのは床下の湿気が原因でカビが発生しています。
ひび割れも複数発見できましたが、こちらをご覧ください
基礎の劣化状況
基礎の劣化が始まってかなり経っている状況です。
長い年月が経ち、雨水や排気ガスなどを含んだ基礎は中性化現象(エフロ)を引き起こします。
中性化現象とは、基礎に使用されているコンクリートの成分が変化して傷んでいる状態。
※コンクリートの成分(アルカリ性)が雨水(酸性)炭酸ガス(排気ガス)の酸性に近づいている現象
中性化すると基礎の表面が弱くなり、簡単にボロボロと剥がれやすくなります。
強度が低下している為補強は必要となります。 しかしすぐに倒壊するわけではありません。 地震に耐えれるだけの強度は無くなってきている証拠です。 |
またこんな基礎が使用されていました
現在では使用しない基礎。ブロックを積み上げて基礎を造ります。
一般の基礎よりも強度はかなり低い為使用はされなくなりました。 基礎の強度が無くなると様々な影響を与えてしまいます。 |
基礎の強度が無くなるとどの様な影響がある?
こちらは実際に起きた事例となります。
基礎の強度が低くなると住宅の荷重が支えれなくなり崩壊する危険があります。
※地震が来た場合この様な影響が起きるかもしれません。
今回大阪府枚方市藤阪東町で基礎の現場調査を行いました。
次回、施工方法、打ち合わせ風景をお伝えいたします。
皆様のお住い、屋根、雨樋の点検はもうお済でしょうか?
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