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住宅基礎の重要性と劣化症状をご紹介、間違った工事していませんか?

田中

こんにちは!キズナファミリーホームです!

基礎コンクリートってご存じでしょうか?
中古物件など購入される方はよく確認される箇所ではありますが、
長く住んでいくとあまり気にならない箇所ではありますよね。

しかし、住宅の基礎の劣化は結構重大な劣化なのです (;´Д`)

順に追って解説していきますね!!(*’▽’)

【住宅基礎の主な劣化】ひび割れ【クラック】

寝屋川市 基礎ひび割れ 基礎補強工事

代表的な基礎の劣化症状は、「ひび割れ・クラック】呼び名は違えど同じ意味です。

このひび割れには、お家の危険信号と思って頂いても良いのですが、

このひび割れには、種類があるのはご存じでしょうか?

【基礎ひび割れ】ヘアークラックと構造クラック

基礎 クラック
ヘアークラックとは何でしょうか?

基礎コンクリートのひび割れです。
細かなひび割れで主に、0.3㎜以下のひび割れのことを指します。
温度の変化や乾燥環境の影響で起きやすく、よく新築のお住いの基礎によく見られます。
コンクリートを乾燥させる際に発生し、構造上の安全性にほとんど影響しません。

建築現場では、エポキシ樹脂などで表面の補修をし美観を整えます。

しかし、ヘアークラックも同じ個所に無数のひび割れが発生していると、
構造上に問題がある場合もございます。

構造クラックとは何でしょうか?

基礎コンクリートのひび割れです。
明らかに目視でも確認できるくらいのひび割れで、主に0.3㎜以上、深さ5㎜以上のひび割れを指します。

構造クラックは、建物の安定性や耐久性に影響してきます。
築年数が古い建物の場合 建築法も曖昧なケースも多く、無筋基礎などもありますが、
建物の重みや、重力、地震の影響などでひび割れを発症させているケースが主な原因です。

築年数が浅い場合は、
設計上の問題や施工の不備も原因に挙げられます。

ひび割れを放置すると?

基礎のひび割れ

ヘアークラックも年数が経つと、建物の荷重や外部(地震や道路の振動)
などでひび割れが拡大
する場合があります。

基礎のひび割れ

構造クラックになると、基礎コンクリート内部の鉄筋への影響が早く出るようになる。
コンクリートの耐用年数よりも早くに、鉄筋が腐食(サビ)してしまうんです。

何故そんなことが起きてしまうのでしょうか?

基礎コンクリートは鉄筋を守っている

大阪市城東区 基礎補強工事

基礎には、骨組み(鉄筋)を組み耐久性を高めています。
専門的な話になりますが、鉄筋をサビさせる雨水や排気ガス(酸性)を、コンクリート(アルカリ性)で
保護し、鉄筋をサビさせないように守っています。

しかし、ひび割れが発生してしまうとその守りが無くなり、鉄筋を脆くさせるのが早くなってしまいます。

その為、構造クラックが発生している場合は早めに専門家に見てもらう事をおすすめします。

鉄筋がサビてしまうと?

鉄筋がサビてしまうと何がダメなのでしょうか?

鉄筋がサビてしまうと、内部での鉄筋の膨張により崩壊させてしまいます。
鉄筋の膨張での劣化を爆裂現象と言います。

基礎コンクリートの耐用年数と劣化原因

中性化している箇所

それでは、基礎のひび割れなど無い場合はどの様な劣化があるかご紹介します。

まずはコンクリートの中性化です。

コンクリートの中性化とは?

中性化 白華現象 表

コンクリートの中性化は、
雨水や排気ガスなどの影響で、コンクリートのアルカリ性が酸性に近づくことを指します。

約40年ほどで酸性により近づき、鉄筋を保護できなくなります。

中性化の症状とは?

基礎の白華現象

コンクリートが中性化に近付くと、白華現象が現れます。

白華現象とは?

基礎の白華現象

白華現象とは、基礎コンクリートの表面が白く粉が吹いたようになります。

触ってみると、白い粉が手に付着しますのでわかりやすいと思います。

白華現象(エフロレッセンス)をより詳しく解説

白華現象は、コンクリート製品にはよくある症状です。
内部の物質が水に溶けだし、水が表面に移動し二酸化炭素と化合し表面に現れます。
白華現象だけでは、耐久性が低下するわけではありません。

しかし劣化が進むと、基礎コンクリートがボロボロと剥がれ落ちるまで
劣化が進むことがあります。

床下の湿気の問題

地の湿気

床下での湿気の問題で、基礎を劣化させます。

湿気は、コンクリートだけではなく床材などを腐らせたり、
湿気が回ると壁のクロスのカビの繁殖などにも繋がりますし、

また湿気を好むシロアリなどの害虫の繁殖にも繋がります。

湿気の原因

湿気の原因で主に挙げられるのが、

布基礎の場合は、地盤の水分、犬走りの雨水の浸透など、
布基礎、ベタ基礎の共通での湿気の発生原因として、
排水漏れや、水道漏れなども挙げられます。

住宅基礎の重要性

基礎 表

ここまで、基礎の劣化原因と症状について解説してきました。

基礎の重要性と役割について簡単に解説しますね。

・ベタ基礎と布基礎

ベタ基礎

ベタ基礎

現在の基礎はこの、ベタ基礎です。

昔の基礎のグレードアップの基礎になります。
欠点を考え改良したものになります。
コンクリート全体で建物を支える為、強度が高く地盤の湿気の影響を
受けにくいのもメリットです。

デメリットとしましては、コンクリートを大量に使用する為、
高コストになる、寒冷地では地中凍結などの影響で地盤の押上で
建物のズレやひび割れに直結してしまう点になります。

布基礎

布基礎 説明

1950年~1981年までは、無筋の布基礎が主流で地震の経験を得て、
耐久性の少なさでの、耐震への考え方が加わり、2000年以降に今のベタ基礎が出来、
それまでの1950年~2000年のこの期間の基礎は、鉄筋有・無しともに布基礎が
使われていました。

建築法の移り変わり表

ベタ基礎は全体で建物を支えますが、基礎の立ち上がり部分の四隅の点で支えるのが
布基礎です。

メリットとして、コンクリートの使用量がベタ基礎に比べると少なく、
材料費、輸送費、人件費が抑えられる点です。

布基礎

デメリットとしまして、点で支えている部分への荷重が集まり、
元々の地盤が弱いと、傾きや歪みやすい。地盤沈下や不同沈下。

また地盤の湿気の影響で、木材が腐食し耐久力が低下しますし、白蟻の被害も受けやすく、地震の被害の多く受けた基礎になります。

そのため、基礎部分などの構造体に補強金具などの耐震工事が必要となります。

基礎の強度不足で実際に起きる事例

無筋基礎

基礎が新築当時が強度100だと仮定すると、年々強度は低下していきます。

雨水や排気ガスの影響や地盤の湿気、ひび割れなどの経年劣化での被害は、
地震などの自然災害時に判明します。

倒壊しなかった建物は、耐震工事(基礎部分の工事)をしっかりとした
建物でした。

建築法での住宅の移り変わり

旧耐震基準の昭和56年以前の住宅が約19万棟、
昭和57年以降新耐震基準の住宅が約25万棟もあります。

またその内耐震性不足(耐震等級1以下)が約5万棟もあるのです。

定期的な住宅のメンテナンスが必要なのです。

基礎の補強方法と種類

鉄筋コンクリート造基礎の抱き合わせ(増し基礎)

増し基礎

1階の床を全て解体し、内部の鉄筋の仕込みやコンクリートの打設を行う工事を一般財団法人日本建築防災協会が推奨している鉄筋コンクリート造基礎の抱き合わせと言います。

この方法は既存の基礎に新しいコンクリート基礎を抱き合わせる(厚みと鉄筋の増す方法)になります。


既存の基礎にケミカルアンカーを打ち込み既存基礎の隣に新たな鉄筋基礎を造ります。


ミキサー車が必要になる為、充分なロケーションかどうかで費用が変動します。

※約100万~200万強となります。

布基礎からベタ基礎補強

ベタ基礎

現在の無筋基礎(1981年よりも昔)の基礎には鉄筋が入っておらず強度が低い、

布基礎と呼ばれる基礎には床の下の底面(土壌)がそのままの為、

地の湿気や漏水や結露などの影響で湿気がこもりやすく、基礎の劣化が現在の耐用年数よりも20年短い約30年~40年言われています。

 布基礎の底面と既存の基礎部分を一体化させる工事をベタ基礎補強工事と言います。

主に、1階の改装工事となりますので、規模にもよりますが約1か月間は工事の期間になりますし、費用に関しても約200万~500万以上は掛かってきます。

※住宅の規模にもよります。

建て替え・スケルトン工事・新築そっくりさん工事

スケルトン工事

お住まいの構造(骨組み)を残して建て替える工法、スケルトン工法ではお住まいの構造は残し建て替える為間取り、内装ともに変わりますが、

その分、工期や費用面でもかなりの高額になってしまいます。

建て替えの場合、使用する部材や規模にもよりますが、約1000万~と費用が掛かります。※増し基礎の場合は1階での生活が出来なくなり、建て替えは工事期間は引っ越しが必要です

このどちらの工法は基礎自体を新しくし強度を新築当時の物にします。その為中古で購入した際や、お住まいを存続する際などは施工が必要になります。

アラミドシート基礎補強工事(ハイブリット工法 タックダイン施工)

基礎補強工事 上塗り

既存の基礎の劣化が発生している基礎コンクリートに対して、アラミド繊維とエポキシ樹脂を混ぜ合わせ補強する、比較的新しい補強工法です。

この工法は、もともと公共施設や高速道路、トンネルなどのコンクリート構造物の補強で、現在は専門の職人さんたちがコンクリートミキサー車の搬入出来ないお住まいや、その他基礎工事のような費用が出せない、室内の工事もしたいなど、基礎の経年劣化は怖いけど、工事しないとなと思われる方に重宝されています。

基礎補強工事ハイブリッド工法は、床を解体せず床下からの施工が可能な為費用は約40万~100万とその他基礎工事よりも比較的安価な工事になります。

そんなお悩みは私たちが必ず解決いたします。

現場打合せ 田中

お住いの劣化の原因の追究はもちろん、工事中の確認、現場写真の撮影の徹底。
職人1人1人に、丁寧な仕事、お客様への気遣いを徹底しております。

担当する人々は、しっかり責任を持ち仕事をしていきます。

前川 打ち合わせ

お問合せを頂いた、すべてのお住いでしっかりと劣化原因、お住いの状況を把握します。
調査報告をその場で共有し、お客様と一緒にお住いのことを知ってもらいます。

小坂 お客様

その場でお客様にテレビをお借りし、劣化の進行状況の共有をし最善な工事のご提案をさせて頂いております。
実際にお住いの状況をお客様が把握することは、かなり重要です。
弊社では必ず大切なお住いの劣化原因を追究し、劣化、不具合、不満の解消をする為にも、現場調査に力を入れております。

前川 打ち合わせ

劣化症状をもとに、数通りのご提案をしお客様としっかり打ち合わせを行います。
お見積りを作成するにあたり、お客様のご希望やご予算や手の加え方をわかりやすいようにご説明させていただきます。

皆様のお住まいの調査、外壁や屋根の調査はもうお済でしょうか?
お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??
いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。
人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。
また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。
 
 
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