屋根の軽量化で何故、耐震性が高まるのかというご質問をいただきます。
瓦屋根の総重量は皆さんご存知でしょうか？

瓦屋根は1㎡あたり約60㎏で、30坪のお住まいなら約6000㎏もあります。
またスレート屋根は1㎡あたり約20㎏で、屋根の総重量は約2000㎏です。

屋根材は意外と重いと知っていましたか？瓦屋根は重いと思われている方は多いと思いますが、
実はスレート屋根も瓦屋根よりは軽くなっていますが、まだ重いのです。

現在屋根の葺き替えで、人気な金属屋根のスーパーガルテクト(ガルバリウム鋼板)への葺き替えが多いです。
金属屋根は1㎡あたり約5㎏で、屋根の総重量は約600㎏とかなり軽量化が可能です。

なぜ屋根材を軽くした方がいいのか、重量がある方が安心なのではないかとのご質問等もあります。

実は屋根材が重いと図の様に揺れ幅が大きくなります。
大きくなると構造物の柱や外壁、基礎といった住宅に重要な箇所の破損にもつながります。
大きな地震の際は揺れの衝撃で、破損すると思われがちですが様々な理由が隠れています。

やはり揺れが大きくなると、破損する率は高くなりますし柱が基礎からズレてしまい
住宅の荷重を支えれなくなり、倒壊や半壊の原因にも繋がります。
現在の新築には、耐震用の金具が義務でつけられていますが、2000年よりも前の住宅には付いておりません。
耐震工事をされている方なら付いていますが、大半の方が付けていないのも事実です。

屋根材や、住宅の定期的なメンテナンスで上記のような状態にならない補修が必要です。

キズナファミリーホームでは、住宅の調査や補修工事、耐震工事も実施しております。
気になる方や質問、疑問点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

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