お家のお悩み

大阪市北区にお住いのT 様邸で浴室タイルの張替えを行いました。

基礎のクラック(ひび割れ)でのご依頼で、

現場確認した際に浴室と脱衣場の敷居下の土台木に水染みが見られ、木材の木腐れを発見。

木腐れが生じており、脱衣場まで浸透してしまうと、

脱衣場の床鳴りの原因、床材の腐食に繋がりそのまま放置すると床が落ちてしまったり、

水染みを抑えず床を直した場合数年後にまた同じ現象になりまた張り替えを行うという悪循環になり、

そのたび費用がかかります。その為現場調査時に見つかり早期発見で現状を抑える事が可能です

日本の住宅は構造的に木材を使用するため、

水分の浸透や、地盤の湿気が強い場所(元々の土地が田んぼや、畑)など

そばに川やため池があるなど様々です。

水回りの定期的なメンテナンスをおすすめします。

最近では耐震診断や家屋調査を行い、未然にトラブルを防ぐ方も増えてきました。

また浴室がタイルのお風呂は、タイルとタイルの隙間を埋めている目地が防水性能があるのですが、

その防水性能が切れるのが10年と言われています。

防水が切れてすぐに水が染みるわけではないですが、そのまま放置すると水が回ってしまいます。

お風呂の取合いなどの隙間に埋めているシリコン製のコーキングも剥がれてきたりすると要注意です。

また木部の腐食により、柱などの構造体に影響を与えていきます。

すると浴室側の壁がカビの発生したり、湿気を発生させ、白蟻の被害などを及ぼします。

最近ではユニットバスの普及によりタイルの浴室もかなり減って来ました。

在来の浴室の湿気問題、浴槽の高さによる介護のし難さなど様々な理由で

ユニットバスの床の柔らかさ、湿気がこもらない作り、便利な世の中になりましたが

失いつつある文化も残していきたいですが、

メリットデメリット、需要が無くなってきたのも現実ですね。

基礎、水回りやお住いのここが気になる、ここに不満があるなどお気軽にご相談ください。

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