こんにちは！キズナファミリーホームです！

今回お問い合わせを頂きました大阪府枚方市の基礎のクラックを調査してきました。

皆さんは基礎のクラック(ひび割れ)についてどのように考えていますか？

 

住宅の基礎とは？

住宅の基礎とは家の下地ともいえる大切な箇所です。 鉄筋コンクリートの枠で住宅の荷重を支えています。 基礎は書く字の如く物事の一番下にあって支えているもの住宅は基礎があって成り立っています。

 

そんな基礎が劣化してしまうとどうなってしまうと思いますか？

そんな住宅の基礎の劣化症状を現場調査と共にお伝えしていきます。

 

基礎のクラックひび割れ

 

基礎のクラック(ひび割れ)には大きく2種類あります。

・ヘアークラック　・構造クラックの2種類になります。

ひび割れ幅が0.3㎜以下がヘアークラックといいゆくゆく補修しなければいけない。

ひび割れ幅が0.3㎜以上が構造クラックで早く補修しなければいけないひび割れになります。

住宅基礎の老朽化するとどんな影響があるのか？

 

基礎とは上記で書いた通り住宅の荷重を支えるのに大切な箇所になります。

 

現在日本の家屋には2種類の基礎が存在します。

・ベタ基礎　新築などの住宅基礎がコンクリートで全面囲われている基礎。

・布基礎　住宅の四隅をコンクリートの塀で出来ており地面は土のままの基礎。

 

基礎は鉄筋コンクリートで出来ていますが、過去では無筋基礎などもありました。

 

基礎の歴史は大震災ごとに改正されてきました。

元々の基準が震度5ほどの揺れには倒壊しないという基準でしたが、

耐震基準も見直しされ、耐震金具や基礎のコンクリートの幅など様々な設定がされてきました。

 

しかし日本の家屋は年々リフォーム対象に入っていく家屋。

経年劣化が進む建築物(学校などの公共施設)でも増えてきました。

その老朽化がコンクリートの経年劣化の現象です。

コンクリートは頑丈な物でもあります、建築物で必ず使用するコンクリート。

基礎のクラックが入るとその隙間から、雨水が侵入しやすくなり、内部の鉄筋を錆びさせてしまいます。 鉄筋などの鉄は錆びると膨張するという性質があり、内部からコンクリートを崩壊させてしまうのです。

 

2種類のクラックの違い

先程のクラックの違いはひび割れの幅の違い位だと思いませんか？

0.3㎜の場合隙間から雨水が侵入することが無い為、ゆくゆくは補修が必要なのですが、

1度ひび割れたコンクリートはひび割れが必ず広がります。

その為大掛かりな工事になる前に早めに補修することをオススメします。

 

基礎の劣化　白華現象　中性化

 

 

実は基礎(鉄筋コンクリート)はひび割れしていなくても経年劣化が存在します。

それが白華現象、中性化現象です。

基礎に雨水(酸性)、排気ガスなどの影響で基礎の成分が変化してしまう現象です。

簡単に言えば栄養素が無くなり始めているのです。

雨水などの酸性が基礎のセメント成分(アルカリ性)を中性化(酸性に近づける)現象です。

 

内部の鉄筋が錆びないようにセメントのアルカリ性でコーティングし錆防止をしています。

※アルカリ性は鉄などの酸化を防ぐ機能があります。

 

また基礎が完全に中性化するのが約40年と言われています。

 

中性化現象やひび割れを放置すると？

 

 

基礎が弱ると住宅の荷重を支えれなくなり、構造(柱や梁)のズレが発生し、

住宅のズレや建具(ドアや窓)等のズレ、建付けに影響してきます。

 

またひび割れ箇所が貫通もしくは外壁へのクラックが生じてしまうと、

内部に水が入り込んでしまい、木材の腐食や雨漏れの原因となります。

 

基礎の劣化は気付かないものですがか、基礎の劣化は放置してはいけません。

基礎のクラック等がある場合は基礎の補強が必要となります！

 

今回は大阪府枚方市で基礎クラックの現場調査を行いました。

基礎補強工事についてはこちらをご覧ください。

皆様のお住い、屋根、雨樋の点検はもうお済でしょうか？

 

お電話は0120-315-227まで！！