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東大阪市荒本北でお風呂場浴室タイル床の水はけが悪いとのご依頼でホームドックを行います

前川

こんにちは!キズナファミリ―ホームです!

大阪府東大阪市に現場調査にやって来ております。

お問合せ頂いたA様邸の詳細

 

大阪府東大阪市A様 大阪府東大阪市A様

築年数  45年

 

お問合せ内容

浴室のタイルの水はけが悪く、よく水が溜まっている。

1度見てほしい。

 

浴室のお問合せで現場確認

こちらが問題の浴室となります。

タイルも約15年前に張り替えを行っていた為タイルも綺麗です。

タイルとタイルの目地(隙間)も綺麗ですね!

奥様の日ごろのお掃除が行きわたっていますね。

A様邸の浴室
タイルの水のたまり 水はけが悪く溜まった、水が乾いていません。

浴室のタイルの水はけは、勾配(床の傾斜)に問題がある場合がほとんどです。

 

皆様も入浴してから何時間も経つのに、床が乾かず濡れたままになっていませんか?

 

なぜ浴室の床に勾配があるのか?

浴室の床は水が排水溝に流れる様に、勾配(床の傾斜)をつけています。

勾配がしっかりついていないと、上記の様に水が排水されず床が濡れたままになってしまいます。

工事後に入浴され、水が排水溝への流れが悪いと感じたら業者に伝えましょう

 

浴室の床の水はけが悪いとどうなる?

 

よく水はけが多少悪いだけだろう?と言われる事があります。

水はけが悪いと、こどもや高齢者のいる家族なら転倒事故に繋がる可能性があります。

浴室の床には石鹸カスや皮脂などの汚れが混ざっています。

水が溜まったままだと、カビや雑菌の繁殖を促進させます。衛生的にも悪いですね。

 

水はけが悪いと様々な箇所に影響を与えてしまいます。

 

浴室の構造

浴室の構造 水の浸透図

上記の図は、在来のタイル(浴室のタイル)の水の浸透する箇所の図になります。

タイルの浴室は、入浴すると水が浸透する箇所があります。

浴槽の取り合い(浴槽の端) ・浴槽と洗い場の取り合い ・脱衣場と洗い場の取り合い

は水の浸透する箇所になります。

この箇所には、コーキングを打ってあります。

コーキング箇所

コーキングとは?

コーキングは、水回りの端によく見かけたことはありませんか?

触ってみるとゴムみたいな所、キッチン台や浴室の四隅など見かけると思います。

コーキングを打つ事で、水の浸透しやすい箇所に打って水の浸透を阻止する役割があります。

また、浴室の場合タイルとタイルの隙間には、目地(防水コンクリート)があり写真では隙間の白い箇所です。

タイルの接着の役割と、隙間の防水の役割を担っています。

 

浴室の水はけが悪いと、コーキングの劣化目地の劣化に繋がります。

 

目地やコーキング箇所が劣化すると?

目地や、コーキング箇所が劣化しそのまま放置すると、内部に水が染み込んできます。

染み込んでくると、木材への腐食、床下の湿気の原因になります。

木材の腐食により崩れている こちらが先日工事させて頂いたお宅の写真になります。

現場調査時に発見した木部の腐食になります。

固い木材が、手の力だけで崩れるほど弱くなっていました。

この様に、木材が腐ってしまう前に対応しましょう。

しかし目に見えない箇所なので、日々のお住いのメンテナンスが必要です。

 

A様邸の浴室の水はけは、勾配によるものだったのですが、床下からの脱衣場の下地の確認にて、

普段は点検口からの確認を行うのですが、点検口が無かったため、

押し入れのバラ板の箇所を点検口を作成し確認を行いました。

すると、床下の湿気がかなりひどい状況でした。

 

床下を覗いた瞬間に、湿気のにおいが充満するほどでした。

地の湿気
床の下の土が全体的に湿っており、作業着が濡れるほどでした。

また土を少し手で掘ってみると、地面に水が浮き出てくるほどでした。

かなりの湿気具合で、このまま放置すると木材を腐らせていき、床材なども劣化による床のきしみ、床の沈みに繋がってしまいます。

 

床下の湿気

A様邸のお住いの床下は、昔の布基礎と言われる基礎でお住いが建っています。

現在の住宅(新築)などは、ベタ基礎と言われる基礎を作りその上に住宅を作っています。

ベタ基礎と布基礎

基礎 表

上記の様に4隅にコンクリートで作られた基礎があり、下が土の基礎が布基礎。

4隅と床下もコンクリートで作られた基礎が、ベタ基礎と言います。

 

元々のお寺などの、基礎は枕基礎(まくらぎそ)といい束石(つかいし)という基礎の上に木材を乗っけて建物を作っていました。しかし耐久性が低い為建築法が見直され布基礎が誕生しました。

しかし阪神淡路大震災の際の住宅の倒壊など、基礎に対する見直しがされました。

枕基礎の場合は、床下が高く空気性が良かったものの、耐久性が低かった。

布基礎の誕生で、住宅の耐久性は震度6程までは耐えるもとなりましたが、コンクリートで囲まれた為、湿気による影響が出始めました。※湿気による白蟻被害や、基礎コンクリートの劣化による強度不足など

 

そして建築法が変わり、ベタ基礎という地の湿気から守る床下のコンクリート、床下全体で住宅を守るものになりました。

建築法の移り変わり表

 

今回の大阪府東大阪市A様は布基礎で、地面の湿気が酷くこのまま放置すると、

上記の木材の腐食に繋がってしまう為床下の除湿工事も必要になります。

本来は増し基礎や、新しい基礎の打設が一番いいのですが、

予算の問題など除湿工事でこれ以上湿気がこもらない様に工事を行います。

現場調査結果

大阪府東大阪市A様邸も結果

浴室タイルの張り替え

床下除湿工事

を提案させて頂きました。

奥様と、息子様との打ち合わせでしっかりと原因の追究を行い、提案させて頂きました。

A様もここまでしっかりと見てくれる業者はいない、担当の方もとても親切で、信用できる。

工事をご依頼されました。

キズナファミリーホーム、責任を持って工事をさせて頂きます。

皆様のお住い、屋根、雨樋の点検はもうお済でしょうか?

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