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大阪市東淀川区H様邸で基礎補強工事を行いました
小坂
こんにちわ!
キズナファミリーホーム株式会社
小坂一雄です。
会社に帰社した時です。 毎日暑いので日焼けでこんなどす黒い色になって夏男になっています。
キャンプが楽しくて楽しみで仕方ありません。
コンビニで成人誌を買ってキャンプに行きます。
頭をフル回転に想像力を高めます。
創造力が高くなければお客様に良い提案ができません。合い見積もりにしてもほかの業者さんに良い提案をされてしまいます。それは不甲斐なくお客様に申し訳ない
のでプロとしてキャンプで一人寝袋に入り込みながら成人誌を熟読して想像を膨らまします。
楽しみです。
さて本日は
大阪市東淀川区H様邸の基礎補強工事を行いました。
現場調査の記事は⇒こちら
家屋調査時に基礎の白華現象、水染みの発見がありました。
基礎の劣化、基礎の役割、今回の基礎補修工事をより詳しく知りたい方は⇒こちら
まず、H様邸の床の下、基礎の状況になります。
基礎コンクリートの白くなってカビみたいな見た目の箇所が白華現象が生じています。 コンクリートは、セメント、骨材、水で出来ています。 その中のセメントの成分が、表面に浮き出てきていると思ってください。
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そして木部の水染み、外壁から雨漏れや、水回りからの水漏れなど様々な理由があります。
H様邸は、外基礎のクラック(ひび割れ)からの水の侵入でした。基礎のクラックは0.3㎜を超えてくると、
構造クラックと言って、内部に水が侵入する可能性が高くなります。0.3㎜以下でもすぐに影響はしませんが、
1度割れた箇所は、元には戻らず、広がっていきます。長年放置をすると内部に水が侵入し木材など、構造物を劣化させ様々な箇所に影響が出てきます。
それでは工事に入って行きます。
・基礎補強工事とは?
主に、公共施設の高速道路の橋桁やトンネルの補修補強工事など、国が行っている補修補強工事になります。
皆さん見たことないですか?高速道路の橋桁に足場を建てて何か作業していることを、あの工事は、コンクリートに亀裂や、ひび割れや経年劣化による補修補強工事を行っています。
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しかし、新たにコンクリートを打設するのはかなりの、年月が必要となりますよね?
この工法は、強化樹脂と強化繊維を混ぜ合わせ施工する、ハイブリッド工法となります。
この工法で高速道路や、トンネルは守られています。
住宅の基礎や、設備、構造といったお住いの問題は住んでいる方が異変や故障を感じないと修理できません。
定期的なメンテナンスを行うとそういった異変に気付けるのですが、多くの人が事後で補修、修理を行います。
大掛かりな工事になりがちです。大地震が来た後、お住いの倒壊などで、建て替えを余儀なくされる方も居てますよね。お住いの倒壊の多くは、構造にあります。柱がズレて倒壊など、柱や屋根を支えている基礎を重要視していない方が多く居ました。普段は目に見えない箇所ですしね。しかし基礎の補強、構造の補強金具を施工していたお家は、あの阪神淡路大震災の時に倒壊せずというデータが出ています。
基礎の工事は、一般的には大掛かりな工事になります。
基礎工事は、建て替えや、スケルトン工事(新築そっくりさん)など大掛かりな工事の際に、耐震上、基礎の工事を行います。または1階の床をすべて剥がして、新たにコンクリート、鉄筋を入れ、増し基礎を行うかの、
2択でした、互いに大掛かりな工事の為、うちは出来ないなと思われる方、もう住むのは私たち夫婦またはご自身だけだしと思われる方が多いのです。 |
なぜここまで、基礎の工事は大掛かりなのか、
それは現在の新築の基礎と、築25年よりも古いお住いの基礎との違いがあります。
築25年よりも古い住宅では、布基礎。
現在の新築では、ベタ基礎。 に変わっています。 |
昔のお住い(旧家や古民家)と言われるお住いは、枕基礎(まくらぎそ)といい現在のお寺などをイメージしてください。昔は床下が高く、風通しがよく湿気にくかったが、耐震性が弱い為改善された。
そして、布基礎(ぬのぎそ)が出来ました。基礎を住宅の四隅に設置する事で柱や梁といった住宅の構造を基礎で支えることが出来、耐震性も上がったが、基礎で四隅を囲んでしまったため、換気が悪く、湿気がこもってしまい、構造の柱や梁といった木材を腐らせるといった影響を与える可能性がありました。
そして阪神淡路大震災後、建築法の改定が行われました。
現在のベタ基礎(ベタぎそ)の開発。
湿気が上がってこない様に、床下全面をコンクリートを流し、基礎と床下を鉄筋で繋げて、布基礎よりも、より耐震につよい基礎を作り、地面からの湿気も上がってこない様になっている為、より長持ちする様になりました。
そして阪神淡路大震災の際、補強金具の取り付けていたお住いが倒壊せずに守られた為、新築では構造上内部に補強金具を入れ、耐震性もより強いものとなりました。
しかし布基礎からベタ基礎に工事するのは、上記にあった増し基礎、建て替えになります。
本来はこちらの施工が一番いい工事なのですが、予算の問題、後継ぎ問題など、様々な理由で工事が出来ない方に、おススメするのがこの基礎補強工事です。
本来は、公共施設の工事をされている職人さんが、個人宅でも施工してくれるようになりました。
しかし、一般の工務店、大工さんは施工できません。専門の職人さんが施工してくれます。
工程手順
まずキッチンや廊下にある点検口から中に入ります。
その際、キッチンに養生、通路に養生をします。
布基礎は地面が見えていますので砂が施工中、作業着に付いてしまう、ほこりが舞ってしまうので、
家屋が汚れてしまう為です。
こちらが点検口です。
よく皆様が調味料やへそくりを入れたりする場所ですね。この点検口は現在の建築法では設置する義務があります。 震災時や、年に1回の住んでる方でも、ガスの漏れや排水の漏れなど確認出来る様にと設置されています。 白いトレーは取り外しが可能な為、年に何度か掃除されている方もいてますね。 |
ここから、耐震診断士や家屋メンテナンス士などその道のプロが家屋点検の為設置しています。
この点検口が無いお宅は確認が出来ない為、設置しましょう!
約3万円程度でお家の、水漏れ時、ガス漏れ時排水漏れなど、簡易に点検、補修が可能になります。
そして点検口から、床下に入って、補強樹脂、強化繊維を施工していきます。
こちらが補強樹脂(青、グレーのパッケージ)
青いパッケージが下地剤、劣化した基礎を補強します。 グレーのパッケージが表面強度を高める役割となります。 黄色いロールが強化繊維(アラミドクロス)となります。 アラミドクロスは、鉄筋の約7倍の引張強度を高める役割となります。
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こちらを使用し、施工していきます。
下地剤を塗っていき、アラミドクロスを張り付けていきます。下地剤は接着剤の役割も果たします。 |
仕上げ剤を塗りこれで施工完了。
これ以上クラック(ひび割れ)を広がらない様になり、基礎の崩壊はしない様になります。 基礎補強工事でした。 |
基礎補強工事はあくまでも、基礎を守る為にあります。
基礎のクラック被害や、基礎コンクリートの崩壊をさせないようにします。
最近では、学校の劣化したコンクリートが、剥離しニュースになっていました。
皆様のお住いは大丈夫ですか?
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