スタッフブログ
大阪市北区T様邸にて浴室タイルの張替えを行いました
小坂
こんにちは、キズナファミリーホームです。
今回は大阪市北区T様邸の浴室タイルの張替えを行いました。
基礎の現場調査時見つかった土台木の木腐れ原因は浴室のタイルにあります。
前回の記事⇒現場調査の様子はこちらをクリック
基礎補強工事⇒詳しい記事はこちらをクリック
現場調査時の水染みです。この上がちょうど浴室になります。
こちらが浴槽の構図で、赤い矢印が水の浸透箇所になります。
水の浸透箇所には本来、浴槽と浴室タイルとの取り合いのコーキング、浴室タイルとタイルの隙間に目地があり、
コーキングと目地は防水効果があり、図の水の浸透を防ぐためにあります。
また、浴室のタイルの目地の防水の寿命は約10年と言われています。
そして、タイル自体は耐久性、耐水性に優れており、半永久的に破損することは無いのですが、
地震や大きな衝撃でタイルが割れることがあります。
そしてT様邸の浴室のタイルですが約18年~20年前に張り替えているとの事でした。
まず打診でタイルが上貼りされていないか確認をします。
なぜ上貼りじゃないか確認するかというと
上貼りの浴室タイルは年数が経つと、既存のタイルと新設したタイルの間に隙間が生じ、
内部に水が溜まり防水効果の寿命が短くなったり、従来のタイルの施工は
下層部は砂、パサ(目地のコンクリート)、タイルで施工されます。
防水効果が切れ、表面上を綺麗にしてもどうしても既存のタイルとの隙間が生じ、水の浸透が進みます。
今回のT様邸の浴室の写真になります。
上貼りはされていませんでした。
しかし張り替えてから10年は超えているので、目地の防水は切れています。
目地の防水効果の寿命は約10年とされています。またタイルの割れも見受けられました。
長年数十リットルもの水を流しているため、浴槽下の砂が水の浸透による湿気による木腐れが生じていました。
土台木に水染みが出ていたのはこれが原因になります。またこういったケースは多いのです。
現場調査時に木腐れの発見、浴室や、キッチン下、トイレの水染みなど、水回りの気づかないトラブルはかなり多いです。
⇑過去の現場にて在来のタイルの浴室の解体の様子になります。
現場調査時に木腐れが酷く、浴室を唯一全解体出来、補強施工が出来るユニットバスの施工の様子になります。
現場調査時に木腐れ、白蟻の蟻道を発見し、工事を行った際の解体最中に現状の酷さがわかりやすい写真です。
土台木が無くなり、外壁まで侵食し外の景色まで見えてしまっています。
水回りの水漏れや、地の湿気での白蟻の発生を促進させます。実際に白蟻の被害を感じている方は少なく、
白蟻対策をされていない方はすごく多いのです。
実際にこの現状をお客様に伝えると、白蟻の被害はこんなにひどいものなのかとびっくりされていました。
また、家電量販店やホームセンターのユニットバス工事は安く出来るとされていますが、こういった状況でも補強をしたり、
改善してくれたりする事例は少ないようです。
ユニットバスの施工は正規品を解体した浴室に組み立てて施工するのがユニットバスの工事になります。
簡単に言うと大きなプラモデルと同じですね。
通し柱だっだため、差し替えもできず、元々の柱は樹脂補強、住宅の荷重を支える為新しい柱の新設。
通し柱とは?
住宅には土台から屋根まで(1階から2階まで)を支える1本の柱=通し柱
住宅の四隅が通し柱になり、
また、管柱=1階、2階をそれぞれ支える柱もあります。
住宅を四隅で支える通し柱とそれぞれを支える管柱など多彩な柱で住宅の荷重を支えています。
住宅のメンテナンス、水回りのメンテナンスは非常に重要なのです。
家屋調査をして早期発見で抑えれる現状もあれば、大きな工事じゃないと直せない場合もあります。
人間や車と同じで、何事も早期発見、定期的なメンテナンスが必要です!!
それでは現場を確認をし、浴室のタイルを解体していきます。
しっかりと解体し土を取って整地していきます。下の土が湿気で水分を含んでいる為工事を進めていきます。
土を整地し、防水シートを敷いてワイヤーメッシュを入れていきます。
なぜワイヤーメッシュを入れるのか。
浴室のタイルの工程には
解体⇒整地⇒防水シート⇒ワイヤーメッシュ⇒コンクリート⇒浴室タイルの張り付けとなります。
建築の中でコンクリートはよく使用します。ただコンクリートを流して固めた際、
たちまちにひび割れが入り崩壊します。なのでコンクリートの強度を飛躍的に向上させるために使用しています!
これで強度も高まり、防水シートを敷いている為水が回る心配もありません。
ワイヤーメッシュの上にコンクリートを流し、土間を作っていきます。
しっかり平行に整地し、パサ(目地のコンクリート)を流し浴室のタイルを張っていきます。
そして、パサ(目地のコンクリート)を流し、浴室のタイルを張りつけていきます。
この際勾配をきちんとつけないと、水の流れが悪く水がうまく排水口まで流れなくなります。
タイル屋や左官屋でも難しい工程になります。乾いた後に流れのチェックを行い、流れない場合やり直しになります。
弊社ではしっかりとチェックをし、施工を完工致します!!
キズナファミリーホームは徹底的に調査(ホームドック)を実施
キズナファミリーホームでは、劣化箇所の調査をしっかりと行います。
通常のリフォーム提案では、施工箇所の商材の提案がメインになってきますが、
弊社では、劣化箇所がそのままならリフォーム箇所の将来性も考え、最善のリフォーム、補修の提案をさせて頂きます。
お気軽にご相談、お問い合わせください!
リフォームや各リフォームでの調査内容とは?
今リフォームを検討している、相見積もりサイトを利用し見積依頼をしている方もいてると思います。
見積もりを作るのになぜ調査がいるのか?と思われている場合があるんですが、
なぜ現場調査が必要なのか?見積りを作る上になぜ必要なのかについてお伝えいたします。
・見積依頼でなぜ、現場調査が必要なのか?
浴室や水回りの劣化は外観だけで判断できない
通常の業者は、浴室の採寸をし気になっている箇所の調査を表面上から確認し、商材の提案という流れになります。
その際には、細部の浴室の状況などわからないのです。
いざ、工事を契約し施工が始まってから劣化が激しい、シロアリの被害があるなど様々な理由から追加料金など発生する場合もあります。
また、中には劣化を放置しそのまま施工する業者もいてます。
この場合、構造部分が脆くなっている為、年数が経てば浴室が傾いたり、ズレの発症で水がスムーズに流れなくなったり不具合を発生させる原因になります。
リフォームを依頼する業者に求めるポイント
・希望するリフォームの施工実績が多くある業者か?
この理由に関しては、おおくの実績が業者の方が、施工に関して安心感があります。
リフォームをすることが初めての方、リフォーム経験者でも同じです。
その道のプロに頼りたい、その他の工事を勧められないか?などの期待や不安から来るものです。
・希望に沿った内容を提案され、満足をさせてくれるのか?
例、3社相見積もりをする際に、トイレや浴室(ユニットバス)などの商材を決めていた。
補修する箇所を決めており、相談したところ1社だけ話が大きくなっていったなど。
上記の詳細的には、なぜその箇所まで直さないといけないのか?などの疑問点から来るものだと思います。
お客様の希望に沿った提案の中の劣化具合などをよく調査してくれたか?
その設備の今後の劣化状況を想起させ考えているのか?なぜ提案されたのか?などしっかりと質問してみましょう。
・質問に対して適切な回答かどうか
設備の老朽化、水漏れなどの経年劣化の原因はその浴室やキッチンなどの設備の劣化だけとは限りません。
実際にその箇所を工事した際に、今後のトラブルなども考え提案されているのか?
なども選定してみましょう。表面だけリフォームしても次から次へと損傷が年々続くとより費用も掛かってきます。
なぜ提案されたのかを聞いてから、合否を出すのもいいと思います。
お住いの劣化の原因の追究はもちろん、工事中の確認、現場写真の撮影の徹底。
職人1人1人に、丁寧な仕事、お客様への気遣いを徹底しております。
担当する人々は、しっかり責任を持ち仕事をしていきます。
お問合せを頂いた、すべてのお住いでしっかりと劣化原因、お住いの状況を把握します。
調査報告をその場で共有し、お客様と一緒にお住いのことを知ってもらいます。
その場でお客様にテレビをお借りし、劣化の進行状況の共有をし最善な工事のご提案をさせて頂いております。
実際にお住いの状況をお客様が把握することは、かなり重要です。
弊社では必ず大切なお住いの劣化原因を追究し、劣化、不具合、不満の解消をする為にも、現場調査に力を入れております。
劣化症状をもとに、数通りのご提案をしお客様としっかり打ち合わせを行います。
お見積りを作成するにあたり、お客様のご希望やご予算や手の加え方をわかりやすいようにご説明させていただきます。
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!お気軽にお住いの事ならご相談ください。
お気軽にご相談ください⇒クリック
お電話は0120-315-227まで!!