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大阪市北区T様邸にて劣化した基礎コンクリートの現場調査を行いました
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こんにちは、キズナファミリーホームです。
今回は大阪市北区にて基礎の現場調査を行いました。
行った様子をご紹介いたします。
とその前に!!
皆様は基礎の点検、お住まいの点検はされてますか?
Q,日本の住宅の寿命は何年かご存じでしょうか?
A、約30年と言われています。またアメリカは約103年、イギリスは約141年と言われています。
なぜ日本の住宅は寿命が短いのか?
日本の住宅は戦後に住宅そのものが少なく、質よりも量重視になっており、住宅の質が悪い住宅が多く、建築基準法の改定や整備されてきました。今から40年前の住宅には基礎コンクリートに鉄筋を入れるという義務が無かった為、無筋基礎が主流になっており建築基準法が大きく2度改定されました。
また水回りや、屋根、壁は目に見えるため補修や修理される方は多いですが、構造物までメンテナンスを行っている方は地震で危険を感じている方などが多いです。築年数が浅くても地震の影響を受ける場合があります。
地震や自然災害での破損など経年劣化による破損などが挙げられます。
何かの破損、事故が起こる前にメンテナンスをよろしくお願いします。
今回の基礎コンクリートの現場調査の様子になります。
住宅に大切な基礎コンクリート 基礎について詳しくは⇒こちらをクリック
よく基礎のコンクリートが白く変化してるとご依頼されたり、家屋調査時に発見される事があります。
白く変化しているとコンクリートの成分が表面に浮き出てきていて基礎内部に水分が侵入している証拠になります。その現象が白華現象といいます。また基礎内部の鉄筋が錆びだすと基礎の割れなどにつながります。
この様にクラック(ひび割れ)が生じており、今回は内基礎、外基礎にもクラックが見受けられました。
クラックについて詳しく書いてる記事がこちら⇒こちらをクリック
クラックが起こると、内部の鉄筋が腐食し、膨張し始める為基礎の崩壊に向かいます。
こちらは違う現場の写真になりますが、ずっと放置するとこの様になります。
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この様になっていくと、地震や災害には耐えれなくなり、住めなくなります。
クラックをそのまま放置しているとその割れから構造体が少しずつズレが生じていきます。
そのズレが生じていると、建具の開閉がしにくくなったり、柱や梁といった構造に影響が出てきます。
さらには、壁の割れ、床のきしみなどの工事をした後でも、2,3年後にもまた同じ現象が起きたりもします。
今回のK様邸の現場確認で基礎の劣化の状況を調査し、ご主人に提案させて頂いた工事は、
金額の面も考慮し、提案させて頂いた工事が基礎補強工事です。詳しくはこちらをクリック
聞きなれない工事だと思いますが、高速道路や公共施設での工事をやっている補強工が個人宅でも入っています。
橋桁の劣化でひび割れた箇所などを補修しているのが補強工です。
補強樹脂と強化繊維のハイブリッド工法で施工を行い、クラックをこれ以上広がらない様にするのと、
白華現象で表面強度が低くなった部分をハイブリッド工法で高めていきます。
基礎補強工事について詳しく書いた記事がこちら⇒こちらをクリック
ハイブリッド工法について詳しく書いた記事がこちら⇒こちらをクリック
ご主人も基礎や耐震について気にされていたが、今後は夫婦二人で住むだけだし、こどもは新築建てたしけど一緒には住みたくないし、けど家にお金をそんなに使いたくないとの事でした。
一般的には基礎を補強や修繕するには、建て替えや、増し打ち基礎になりますし、
金額も建て替えで約1000万から1500万、増し打ち基礎でも、床をすべて剥がしての工事で1階改装で約200万から500万になります。
しかしハイブリッド工法は規模にもよるが、約30万から100万とコストも低く、床を剥がさず施工が可能。
しかも工事期間も1日から3日と短期間で出来るのもメリットになります。
デメリットは基礎補強工が少なく、一般の工務店や大工はハイブリッド工法を出来ないというところです。
基礎自体、お住いに大変大切な箇所になりますので、ご主人から工事できないかとご依頼されました。
次回は基礎補強工事の様子の記事でご紹介いたします。
皆様も基礎のクラックや外壁の割れなど見つけた際はお気軽に相談してください。
気になられましたらはこちら
お電話は0120-315-227まで!!