こんにちは！キズナファミリーホームです！

大阪市生野区で外構の犬走りのひび割れがあり補修したいとのお問い合わせを頂きました。
犬走りの役割を皆様ご存知でしょうか？

大阪府枚方市　犬走りにひび割れで現場調査

犬走りの役割とは？

犬走りとは、お住まいの外周に施工された通路の事を指します。

犬走りは庭に出る為の施工された通路ではなく、もともとは旧家(日本家屋)の歴史にあります。

現在の住宅の様に、雨樋が付いていなかった為雨水が直接土壌に降り、泥水が外壁に跳ね返り汚れてしまう為、

また昔の外壁が現在のような外壁塗装をしているわけではなく、塗り壁や漆喰壁な為、
汚れが付きやすかった為、犬走りが出来ました。

しかし現在の犬走りも役割は変わっていませんが、雨樋が設置されている今なぜ犬走りが必要なのでしょうか？

犬走りの必要性

現在の犬走りの役割は外壁への泥水の付着だけではありません。

雨樋が設置されきちんと排水されていても、地面に雨水が降りかかりますし、住宅の外周への水溜まりや土の湿りの発生により、住宅の基礎部分への水分の浸透での劣化を促進させますのでその劣化の対策としての役割となります。

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現状の犬走りの劣化状況

犬走りのひび割れの原因は、地震や大型車の通行などの大きな振動により、
コンクリートがひび割れの発生しています。

しかし、強固なコンクリートがなぜひび割れや亀裂が発生してしまうのでしょうか？

コンクリート自体に防水機能が無い為、雨水や排気ガスといった酸性の性質に弱く、
コンクリートを成形するセメントが脆くなり、大きな衝撃を受けると破損しやすい状態になります。

またひび割れが0.5㎜を超えると、構造クラックと言い内部のコンクリートの強度を
高める為の鉄筋が腐食しサビてしまいます。

サビてしまうと鉄の膨張の為、コンクリートが余計に割れ、最終的には剝離します。

犬走りから基礎コンクリートまで到達したひび割れ

基礎コンクリートまで到達してしまっていました。基礎コンクリートはコンクリートと鉄筋が含まれる基礎と、
1981年よりも以前の住宅では、無筋基礎がありますが、違いは鉄筋が無いことで、耐久性の問題点があります。

※無筋基礎は基礎補強工事の市からの補助金対象ですので、一度調べてみてください。

また布基礎(床下が土壌)の耐用年数は約30年～40年とされており、現在のベタ基礎は約50年～60年とされております。

布基礎の場合は地面の湿気や雨水の影響で土が湿って床下内部に溜まり、木部の腐食なども危惧されます。

基礎構造について

また基礎への水分の浸透や、水回り設備の漏水等の影響で、土台木や柱などの構造物への腐食も発生しますのでご注意を。

土台木のズレ

木部のほぞ抜けが発生すると、住宅がズレ始めます。
ドアや窓、玄関ドアなどの建具の開閉が困難になったり、建付けが悪くなる原因になります。

住宅の状態や、点検していない等住宅の不満、不安がある場合お気軽にお問い合わせ下さい。

そんなお悩みは私たちが必ず解決いたします。

お住いの劣化の原因の追究はもちろん、工事中の確認、現場写真の撮影の徹底。
職人1人1人に、丁寧な仕事、お客様への気遣いを徹底しております。

担当する人々は、しっかり責任を持ち仕事をしていきます。

お問合せを頂いた、すべてのお住いでしっかりと劣化原因、お住いの状況を把握します。
調査報告をその場で共有し、お客様と一緒にお住いのことを知ってもらいます。

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弊社では必ず大切なお住いの劣化原因を追究し、劣化、不具合、不満の解消をする為にも、現場調査に力を入れております。

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