小坂
吹田市Y様邸からのお問い合わせで浴室タイルの張り替え依頼家屋調査
小坂
こんにちは!キズナファミリーホームです!
今回は大阪府吹田市で浴室のタイルの経年劣化で目地の変色で
工事依頼を頂きました。現場調査と劣化症状についてお伝えいたします。
現場詳細
大阪府吹田市 Y様邸
築年数 34年 お問合せ内容 浴室のタイルの隙間の汚れとタイルのひび割れが気になり、 補修したいので一度見てほしい。 |
現場調査の様子
現状の浴室です。皆さんは浴室タイルの耐用年数はご存じでしょうか?
よく思われているのが、タイルが剥がれたり欠けたりしたら補修でいいのでは?と思われている方がたくさん居てますが、 それは間違いです。 |
実は目に見えていない箇所の老朽化は進んでいることが多いのです。
実は浴室には大きく分けて、ユニットバスか床がタイルの浴室を思い浮かべると思いますが、
ユニットバスは浴室すべてが組立て方式で、浴室の湿気や床下の湿気なども対策できる様に設計された浴室です。
また在来タイルの浴室(床がタイルの浴室)の場合は、構造上床下の湿気が溜まりやすい構造となります。
在来の浴室の構造がこちら
こちらの図が浴室がタイルのお住いの構図となります。
タイルの隙間や、浴槽の隙間から水が侵入し住宅の、木材へ水が染み込み老朽化させていきますが、タイルや浴室のタイルの隙間には防水の為目地を打ってあります。 この目地がある為水の浸透を阻止しています。 |
しかしこの目地のセメントには耐用年数があり、使う人数によっては多少の変動はありますが、
浴室タイルの目地は約10年~15年で耐用年数が切れると言わています。
浴室タイルの目地の耐用年数が過ぎてしまうと先ほどの水の侵入が始まり、
木材や基礎コンクリートの老朽化の原因となります。
しかし普段目に見えない箇所の確認はどうやってするのかと聞かれます。
キズナファミリーホームでは、事前に家屋点検時に床下の診断も行います。
普段は目に見えない箇所の劣化をそのままにしていても進行が進むだけなので劣化の原因を必ず治すことが優先です。
家屋調査の様子
現場の確認後床下の劣化進行状況を確認していきます。
床下へアクセスする為に点検口か畳の下地の点検口から床の下へアクセスし確認していきます。 その際にわかりやすくお客様プレートを持ち写真を撮影致します。 |
床下の劣化進行状況とは?
床下には生活で必要なライフライン(水道、電気、ガス)といった配管、住宅に大切な構造(柱や梁といった木材)、住宅を支える大切な基礎があります。
その為お住いの点検口は法律上、設置の義務があります。 |
建築法の見直しと共に法が変わってはいますが、点検口が不要に思われている方が居てますが、
耐震診断や、水道のトラブル、雨漏りや配管トラブルで調査する場合必要な設備なのです。
震災時や年に1度は住んでいる方の確認が出来る様にと設置されています。
過去の大地震の際に地震で倒壊が逃れた住宅で多くの被害が火災でした。
昔は点検口が無く、ある場合も畳の下であり確認作業が困難だったという事から
収納庫としキッチンや脱衣場、廊下に設置されるようになりました。
皆様も年に1度確認すると覚えておいてください。
基礎 土台木の腐食
こちらの写真は浴室の真下の土台木の状況です。
先ほどの目地の劣化により水が木材に浸透、乾燥を繰り返し木材が腐り始めています。 腐り始めると強度も低下するほか、浸透が回りの木材(脱衣場の床や廊下の床)などの下地材に浸透し周りにも影響を与えていきます。 |
漏水や劣化の進行の影響 実例
浴室の目地の劣化や、配管の老朽化を放置しているとここまで住宅の劣化がしているケースもあります。
皆様のお住いの点検はもうお済でしょうか?
皆様のお住い、屋根、雨樋の点検はもうお済でしょうか?
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